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鍛鉄をやりたいと2週間滞在してくれたのは、イスラエル人の13歳の男の子。
お父さんのお仕事の関係で数年東京に在住し、その滞在の最後に東京から一人電車で西粟倉へ。
一人で初めて会う人の家に2週間滞在するというのは、それだけで大きなチャレンジ。
新しく作り直していたガスの鍛造炉。完成するまで薪を割るのを手伝ってもらい(ハンマーの練習として)、溶接をしてみたり、木工でペンケースを作ったり。
待つのもチャレンジ。
そして完成した鍛造炉。何度も繰り返し打つ作業は体と精神を試される。
鉄を打つとはチャレンジ。
最後の数日は、両親と妹3人も来てくれて、肩の力を抜いて無邪気な13歳の顔をのぞかせてくれた。
やりたいことを学ぶために、たくさんのチャレンジをした彼。
技術の習得以外にも、きっと色んなことを学び、成長の場として選んでくれたこと、とても嬉しいです。今はイスラエルに戻り鍛鉄を続ける彼を、遠くから応援してます!